あなたが毎日行っているスキンケア、1年を通して全く同じスキンケアをしていませんか?
”夏は汗や皮脂でべたつく・冬は乾燥して肌がチクチクかゆい”
など、季節で肌の環境も変わりますよね。
季節の変化に合わせてスキンケアも少し変えるだけで、こんな肌トラブルも防ぐことが出来ます。
肌を綺麗に保つには、外的刺激から肌を守り季節に合わせたスキンケアを行う必要があるんです!
その為には、4つの季節の特徴と季節ごとに起こる肌トラブルをまず知っておくことが大事!
今回は、
季節の肌トラブル
季節に合わせたスキンケア対策
を紹介します。
これで季節が変わっても、
肌トラブルの少ない綺麗な肌を保てますよ♪
季節ごとの肌の変化の理由

肌は1年中同じ状態ではなく、季節の変化によって肌状態は都度変化します。
- 気温・湿度の変化
- 紫外線量の変化
- 環境の変化
など、様々な要因が挙げられます。
日本には、春・夏・秋・冬と4つの季節があり、1年を通して気温や湿度・紫外線などの外的刺激による変化や、新生活や転勤などの環境の変化によるストレスでのホルモンバランスの崩れなどで、肌状態は簡単に変わってしまいます。
季節ごとの特徴を知り、肌の変化に対応できるようにしておきましょう!
季節ごとの肌状態とスキンケア対策

早速、季節ごとの肌状態とスキンケア対策を見ていきましょう。
きっと心当たりがあると思います。
しっかり確認して、スキンケアを見直していきましょう!
春の特徴と肌状態
春は、冬が終わり、低かった気温も徐々に上昇してくる季節です。
また、花粉が飛散するなど、冬とは全く違った環境へ一気に変化する季節でもあります。
そんな春の特徴は..
- 気温の変化による朝晩の寒暖差
- 紫外線量の急上昇
- 花粉やPM2.5の飛散
- 新生活などの環境の変化によるストレス
があります。
特に一番注意が必要なのは、紫外線量の急上昇です!
紫外線というと夏をイメージする方が多いと思いますが、実は、春は7月と同じ量の紫外線が一気に降り注ぐ季節です。
紫外線量が一気に増えると、肌は防御力が働いて、紫外線から皮膚を守る為に厚みを増します。
その為、
- 肌がゴワゴワする・硬い
- ニキビができやすい
- 乾燥しやすい
- 肌が荒れる
と言った肌状態になります。
春の肌は敏感!
冬の乾燥した肌に一気に紫外線の影響を受ける為、肌へのダメージを大きく受けます。
更に、肌が厚くなると硬くなり、肌がごわつき、化粧水が浸透しにくく乾燥しやすい状態になります。
乾燥していると、外的刺激からのバリア機能を果たしている皮膚の表面が小さくめくれ、花粉やPM2.5などの外的刺激の影響を受けやすく、過敏になってしまい、肌状態の悪化に拍車が掛かります。
また、いつまでも古い角質が残っているので毛穴が埋もれ、気温の上昇で皮脂分泌が多くなるので、ニキビができやすくなってしまう要因ともなります。
春のスキンケア対策
このような特徴の春に、特に重要なスキンケアは
- 日焼け止めをしっかり塗る
- 洗顔で外気汚れをしっかり落とす
- 化粧水でしっかり保湿する
一気に増える紫外線から肌を守り、花粉などの外気汚れや老廃物を丁寧に洗い流し、しっかり保湿を行うことで肌も柔らかくなり乾燥しにくくなります。
https://mens-b.net/hiyakedome/
夏の特徴と肌状態
夏は、一気に気温の変化が大きくなります。
汗をかき、日照時間も長くなるため紫外線対策は必須です。
そんな夏の特徴は..
- 高温の日が続く
- 紫外線量が1年で最も多い・日焼け
- 皮脂が流れやすい
があり、ベタつきやインナードライが起きやすい時期です。

インナードライ(乾燥性脂性肌)
肌表面は皮脂でベタついているが、肌内部は乾燥している肌状態
夏は気温が高く毎日大量の汗や皮脂が出るため、肌の表面はベタつき、乾燥しいていないように感じがちですが、紫外線などのダメージにより肌内部は乾燥を起こしています。
肌内部の乾燥により、これ以上水分が蒸発しないようにと肌自身が皮脂の膜を張ります。
その為、
- ベタつきの悪化・テカる
- ニキビができやすい・背中ニキビなども
- 毛穴に皮脂が詰まり毛穴が開く・黒ずみ
- 日焼けによる肌老化(シミ・シワ・たるみ)
と言った肌状態になります。
夏の肌はインナードライ!
夏の紫外線ダメージにより、肌内部から乾燥しインナードライを起こしますが、表面は汗や皮脂で乾燥を感じないため気づきにくく、きちんとケアしないと乾燥の悪化・紫外線による肌へのダメージの影響が大きくなります。
紫外線のダメージは1日では消えず、日々のダメージがそのまま蓄積されます。
乾燥していると紫外線の影響を受けやすく、紫外線による肌老化(シミ・しわ・たるみ)の肌悩みがさらに深刻になりかねません。
日焼後のケアもとても重要になります。
また、皮脂分泌が過剰になる為、毛穴に汚れが詰まりやすく、毛穴の黒ずみや広がり・背中ニキビと言った肌悩みが増えます。
夏のスキンケア対策
このような特徴の夏に特に重要なスキンケアは
- 日焼け止めをしっかり塗る(数値の見直し)
- 日焼け後のケア
- 皮脂や汗の汚れを落とす洗顔(毛穴用の洗顔なども)
- 化粧水でしっかり保湿をする
夏は乾燥しないようなイメージがありますが、実は紫外線やエアコンの影響により、肌内部は砂漠のように乾燥しています。
皮脂汚れを丁寧に落とし、しっかり保湿&日焼け止めの数値を見直し、背中ニキビや毛穴の皮脂詰まり用の洗顔を使用する等が重要です。

秋の特徴と肌状態
秋は気温も徐々に下がり、気温も湿度も安定し過ごしやすい季節になります。
しかし、夏の紫外線ダメージの影響を感じやすく「夏の肌疲れ」がどっと出てくる季節です。
そんな秋の特徴は..
- 乾燥を感じ始める
- 気温の変化による朝晩の寒暖差
があり、目元口元のカサつきや夏の肌ダメージを感じやすい時期です。
夏のスキンケア対策がしっかりできていたかどうかで度合いが変わりますが、口元・目元の乾燥が気になりだし、シワ・シミ・たるみなど夏の紫外線ダメージの影響により、顔が老けたように見えがちです。
夏の紫外線ダメージが蓄積され、肌の乾燥・シミ・シワなど夏の肌ダメージを引きずります。
その為、
- 日焼けによる肌老化(シミ・シワ・たるみ)が目立つ
- 肌の乾燥を感じやすくなる
と言った肌状態になります。
秋は夏の紫外線ダメージ
を引きずったお疲れ肌!
夏の紫外線の蓄積されたダメージが実際に実感しやすく、乾燥やシミ・シワが目立ちます。
夏が終わると自然と肌が明るくなるので、特にシミが目立つ方が多くなります。
また、インナードライに気づかず、継続して肌内部が乾燥している為、シワが深く肌も暗く毛穴も広がりがちです。
秋のスキンケア対策
このような特徴の秋に特に重要なスキンケアは
- 肌内部が乾燥しているので浸透の良いスキンケアでしっかり保湿
- 目元・口元の部分保湿
- 美白ケアを使用する
秋は日照時間も短くなってくる為、実は秋・冬は美白ケアにもってこいの季節です!
紫外線により生まれたメラニンをケアするため、普段の化粧水を美白化粧水に変えてみるのもおすすめです。
夏の肌ダメージケアをここでしっかり行わないと、冬には肌がボロボロになり、シミ・シワも深くなりやすくなります。
秋は疲れた肌をしっかり労り、冬にダメージを持ち越さないようにしましょう!

冬の特徴と肌状態
冬は1年で気温が最も低く、血行が鈍くなり、また乾燥もしやすい季節です。
そんな冬の特徴は..
- 常に暖房を使用する
- 気温低下による血行不良
- 湿度が低く空気も乾燥している
があり、顔以外に手や体も乾燥します。
気温の低い日が続き、冷えによる血行不良で肌の代謝も落ち、暖房の使用や空気の乾燥で、体全体が乾燥し、粉ふきや頬があかくなるなど、乾燥による肌トラブルが起きやすくなります。
冬は、季節を通して乾燥している時期なので、顔だけでなく手や体・足と言った全身に乾燥での肌トラブルがあり、肌が傷みやすくなります。
その為、
- 頬が部分的に赤くなる
- 全身が乾燥する・痒みがでる
- 乾燥によるシワやチクチクとした痛み・粉ふきが起こる
と言った肌状態になります。
冬は全身が乾燥する乾燥肌!
秋にしっかり肌バランスを整えられていないと、ここで一気に乾燥が悪化します。
乾燥による小じわや粉ふき・赤みと言った肌トラブルが増え、肌が明るくなるので、一層シミが目立つようになります。
冬のスキンケア対策
このような特徴の冬に特に重要なスキンケアは
- 顔だけでなく全身をしっかり保湿
- 目元・口元の部分保湿の継続
- いつもより保湿効果の高いスキンケアを行う
- 血行促進の為にマッサージや入浴を行う
冬は日照時間が最も短くなる為、美白ケアも継続していきましょう。
しかし、冷えによる血行不良で肌代謝が下がる為、入浴や入浴後のマッサージなどで血液循環を良くすることも重要です。
また、常に乾燥にした空気にさらされるので、朝晩のスキンケアはいつもより保湿効果の高いスキンケアを行うことも、肌トラブルを防ぐために必須となります。
全身が乾燥するので、ハンドクリームやボディクリームも使用しましょう。
季節ごとの肌悩みスキンケア対策のまとめ
今回は、季節ごとの肌悩みとそのスキンケア対策について紹介しました!
- 春:肌が敏感になる⇒肌のバリア機能を整えるスキンケアが必要
- 夏:インナードライに陥る⇒紫外線対策と保湿のスキンケアが必要
- 秋:夏のダメージを引きずる⇒全体的な肌の調子を整えるスキンケアが必要
- 冬:顔だけでなく全身が乾燥する⇒いつもより保湿力の高いスキンケアが必要
いつものスキンケアを全て変えるのではなく、同じ化粧水の保湿力が高いものにする・美容液を加える・日焼け止めの数値を上げるなど、ちょっとした対策で肌トラブルを少なく、健康的な肌を保つことが出来ます。
今の季節と肌状態を一緒に確認して、スキンケアを見直し、季節に合ったスキンケア対策を実践しましょう!
